わたしたちは『自分が受けたいサービス』という観点で最高品質の福祉サービスの提供に努めます。
わたしたちは、現状に満足することなく、常に改善を試み、より良いサービスを創造し続けます。
わたしたちは、向上の精神を忘れることなく、常に自己研鑽に励み、良きサービス提供者であり続けます。
一、ご利用者一人一人のことを良く知り、その人に応じた対応ができる職員
一、専門的知識を持ち、専門的技術を磨き、向学心がある職員
一、笑顔があり、良く気づき、話を聴いてくれ、信頼される職員
はしうど福祉会の理念は、「わたしたちは、地域の皆様に信頼され、愛される施設を目指します」です。
言葉は簡単かもしれませんが、理念を決めようとする理事会が1回で議決できず、全理事が持ち帰り、悩んだ結果の理念です。その中身には、丹後町の皆様より、「いちがお園があって良かったね」と言い続けていだけるよう、丹後町の高齢者福祉・医療を当法人が担うことを最大の使命とし、基盤整備を始め、最高品質のサービス提供、人材(財)の丁寧な育成に尽力していこうとの決意が込められています。
はしうど福祉会の入所施設(特養・短期入所)は、平成14年度より集団処遇を脱し、もっともっとお年寄りさんに寄り添いたいという思いから、小集団ケア(ユニットケア)を始めました。従来型施設の小集団ケア(ユニットケア)は、ハード面、経営面等大変なのですが、平成15年度にセミパブリックスペースを作る工事、4人部屋を準個室化する工事を行い、更に平成28年度には、各ユニットにお風呂を新設、トイレを増設し、真剣に小集団ケアに取り組んでいます。お年寄りさんの普通の生活の支援、笑顔のために。
はしうど福祉会は、平成18年度より元気の素代表の上野文規氏に師事し、お年寄りさんの廃用・誤用症候群を防ぎ、更なる「元気」を目指して、人の当たり前の動きに則した移動技術改革に取り組んできました。人は寝たきりになると、社会性が失われる傾向になりやすいと言われます。寝たきりの方は座位が維持できるように、座位が保てる方は維持・向上をリハビリだけではなく、日々の移乗でも、その要素を取り入れた技術を使うよう努力しています。
はしうど福祉会が所在する丹後町は、求める人材が簡単に来ていただける大きな町ではありません。ゆえに、思いを持って来られた方を丁寧に育てさせていただくことを大切にしています。研修委員会を中心に育成基本マニュアルを定め、内部講師、外部講師、そして所属しているリガーレ~暮らしの架け橋~グループの育成研修も活用しながら、個々のペースに合わせて育成させていただきます。この業界が初めてで不安という方もどうぞ安心していちがお園に就職して下さい。
育児休暇2年、「wiwiw」(育児休暇中のオンライン講座・上司との定期的なコミュニケーションのシステム化等々)の導入、配偶者出産時特別休暇、育児休業後の働き方の多様性等を整備し、育児を応援しています。現状としては、出産された女性職員は非常勤・登録職員を含め全員1年前後以上の育児休暇を取得しています。そして、先般は長い期間ではありませんでしたが、初めて男性職員の育児休暇の取得がありました。それらの実践が認められ、「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス認証企業に平成24年度に認められています。
ユニットケアの向上を目的として、京都北部の9施設と連携しています。
部門(介護・施設ケアマネ・看護・食事等)毎の定期的な会議、相互評価、合同研修等を行っています。
施設長の連携も密で、最近は、全国の施設との連携も強化しています。
はしうど福祉会は、毎年度の事業計画に必ず「地域との関係」を入れる程、地域=丹後町との関係を大切に考えています。見学受入、実習受入、ボランティア受入、毎月の広報の送付、法人感謝祭の開催、講演活動、災害時の炊き出し、敬老会・サロン等への職員派遣等を積極的に行っています。地域からは、秋祭りにいちがお園、いわきの里、間人あきばの里全てに祭屋台が長い時間お年寄りさんのために滞在いただきたり、地域の運動会、月見会、お寺の行事、敬老会等の催しに呼んでいただいたりと、本当に地域に大切にされています。心より感謝です。
はしうど福祉会は、思いやりがあり、温か~い心を持った方を求めています。「働きやすい職場」「長く勤務出来る職場」となるよう、前記の育児支援、ストレス対策、メンタル対策、ステップアップ制度、評価制度、リフレッシュ休暇、特別有給制度等を取り入れています。小集団ケア(ユニットケア)は、お年寄りさんにはとても良いサービスの提供方法の一つですが、お年寄りさんとの距離が近く、マンツーマンの場面が多いことから、ストレスになることもあり得ます。当法人は、ある1年の全ての外部講師からの研修を「メンタル対策」にさせていただきました。正しい知識を持つこと、丁寧に対処していくこと、職員の対応では荷が重くなったらプロに繋げていくこと等を実践しています。
私たちは社会福祉連携推進法人リガーレの一員です。これからの地域包括ケアを推進するためには、日常生活圏域ごとに介護サービス拠点や、住民が集える場を用意し、住み慣れた地域で、馴染みの人間関係と、切れ目のないサービス、さらにそれらと他の地域資源を文字通り包括的にコーディネートできる人材を育成・配置することなくしては難しい。
リガ―レグループは、平成22(2010)年3月、公益法人である社会福祉法人がその推進の中核的な推進母体を担うべきではないかと考え、このような試みを共同して推進することを目的として活動をスタートしました。
その後、令和 2(2020)年 6 月、リガーレをモデルとした社会福祉連携推進法人制度が成立し、令和 4(2022)年 4 月施行されました。社会福祉連携推進法人は、複数の社会福祉法人等が社員となり、福祉サービス事業者間の連携・協働を図るための地域福祉の推進・災害対応力の強化・人材育成などの取組等を行う新たな法人制度です。
内容は身近な出来事を取り上げた特集をはじめ、各事業所便り、月間予定など、当施設の様子がよく分かるよう作成、発行しています。